正式名は「カケス」なんですよね。
洞川では「ガヤス」「ガヤス」って皆が言うから、
本当の名前だと思っていました。

「じぇーじぇー・・」みたいなしわがれた声で鳴きますものね。
美声にはほど遠い濁声をさして、洞川では『ガヤス声』とまで言います。
(あーら、失礼な。・・・ってカケスは思うやろねぇ)
     

雪の小枝にミカンの半切り刺しておけば、こうしてディナーにやって来ます。
南天の実はすでに食べつくされています・・・(ため息)
せめてお願い、梅の蕾芽までは食べないでね。

 豆乳鍋イベント part 2

夜空に花火が上がる頃から、「ごろごろ水、名水コーヒー」の出番でした。
ご年配のお客様がおっしゃるには、
「花火はここで。たいまつの点火式もここで。
 けど、山焼きの姿は遠くから観るのが一番や。
 さて、 移動するな。コーヒーごっそーさん。」と・・・はぁ。通の見方があるんやねぇ。
        

同じく出店されてた十津川村さんとも言葉を交わし、夜は更けていきます。

「ああー。花火ええかったけど、行者祭の花火がやっぱええなぁ」
「行者祭ちょっと負けとるけどなっ」
「ちょっとかぁ?」
「うん。ちょっと」
・・・・・一般的にはそれを負け惜しみと言いますがね。
さあ。雪の洞川へ帰ろうっか。。。

 若草山の山焼きイベントに参加して来ました。

小雪舞い落ちる洞川から2時間半。道具一式車に積んで。
接客も裏方もオールマイティーの総動員。
「作業動線決めて一回やってみよう。」・・・言ってる内にお客様。
   

「おめでとうございます。第一号のお客様です。」
まぁ切り替えの早いこと。
300食用意した「豆乳湯豆腐鍋」は完売。
お出汁と豆乳で作った「豆乳スープ」は売り切れ御免の無料サービス。
     
「天川村、大丈夫なん?」「ごろごろ水や御手洗渓谷も行けるん?」
などの、言葉も頂戴しました。  はい、大丈夫です。
お陰さまで元気に頑張っております。

若草山に火がつく頃は、「はぁー。終わったなぁ」と深い吐息の一日でした。

 冬の水行場。雪をかぶった役の行者さん。
遥か遠くにそびえる山は・・・「大峯山山上ヶ岳」
     水行場の行者さん
こんなベストな構図があったんやぁ!と、
我ながら一感心。(自己満足とも言いますが・・・)
昨日は最高気温が0℃でした。
冷た過ぎる日は、かえって雪は降らないものです。

 二匹のウーパールーパー飼ってます。
三度目の冬を迎える子と、新入りの「粒太」
粒みたいに小さくて「粒太」にしたのに、みるみる成長。
   

その上、♀だったらしく・・・何と卵産んでるじゃありませんか?
予備知識ゼロ。。。
二匹共♂だと思ってたし。。。「あっ!卵産んでる!」  [

一から勉強してみます。

 昨日は嬉しくなる様な青空。
   
お買物に出るのも心ウキウキ。で、いつもの鮮魚青果店で・・・
「ついに洞川でもサル出たで!店のミカンやられてん。」  んん?事件やん。

これまでは、同じ天川村内でも虻峠を境に猿は出ませんでした。

「二匹の猿、追うとったら囮やってん。裏の畑、皆いかれたわ。」
「網張ってても、子猿を入れよんね。小さい穴から野菜を子猿に取らせよる。」
「三角袋を腕にかけて、橋の上を歩いてたんやで。」
「勝手口開いてて、『父ちゃん』って声かけたら猿が座っててん。」
ウソみたいな本当の話に笑ってたのに、
もう人ごとじゃありません。

青空の下ミカンをゲットしたおサルさんは、
隣の旅館の陽の当たるひさしで、ちゃんと皮剥いて食べていたんですって。

炎のオレンジ色って、視覚的にもより温かく感じませんか?

エアコンやファンヒーターもスマートな暖房器具ですが、
昔ながらの、石油ストーブやガスストーブ。  いいですよ。


ヤカンをかけてると知らぬ間にお湯も沸いて、加湿も。
小豆をふかしたり、甘酒炊いたり・・・
外の雪掻きしてきて、温か色のストーブに手をかざせば「ほっ」のひと時。
キンモクセイもユキモクセイに・・・
窓の外は雪。でもここは温か色。

 都心部では大変そうですね。雪。

雪の里の人間は、雪道を歩くのが上手です。
初めから「雪は滑るもの」と、インプットされているのか
逆らわず力まず素直に歩けます。
最も、足元が違うけど・・・「ゴム長」
おばあちゃんらは、ゴム長の上からブカブカの靴下履いてる方も・・・。
(摩擦で滑らないそうです。)
     

火の気がない納屋のつららは細く儚いね。
日中照るか照らずのお日様で、ちょこっと溶けた雫だから・・・。
今日は伸びることない「つらら❄つらつら」

 格子の枠ごし、窓の外。
そっと、覗いて見て下さい。
   
川原の雪も、日の当たる場所当たらない場所で違うでしょ?
お寺の屋根は日当たりがいいし、傾斜が急だから雪落ちが早いのよね。
川向の消防用防火貯水タンク(コンクリートの四角)分かります?
その真下に灰色がかった雪の山。 
道路を除雪した雪の塊をトラックから、ザザーッって落とした雪の小山です。

ね。よく見ると冬の暮らしが出てるでしょう。

 大寒に入ると、冬の風物詩「かき餅」干しが始まります。

一枚のかき餅の四辺を5mmくらいずつ重ねて、
各々の反り返りを防ぐように並べていきます。

「搗く」「掻く」「切る」「並べる」・・・何十臼ものお餅を
金婚式超えの後期高齢者夫婦が(ゴメン!)二人でこなしています。
私が手伝えるのは、並べるくらい・・・。
  あくまで整然と・・・   一枚一枚ちまちまと・・・ 

「毎年、歳はとるんやでぇ」
「分かっとる。分かっとる。」
「二人の労働力も勘定に入れてる?」
「はい。はい。」
・・・・・暖簾に腕押し。  糠に釘。
同じ会話しつつ、今日もちまちま干しています。


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