「もうじき着くんやけど・・」tel頂き、すぐ軽トラでお荷物受取りに。

時刻は午前5時40分

龍泉寺お参りの後、宿へ。

ご持参のお弁当に、お味噌汁。

「あ〜、ええ味噌汁の匂いがしてったで。奥村へ来たなぁ・・って思うわ」

「女将さん、変わりないか?元気にしとってかぁ?」

「今日は雨、降るかなぁ・・・」

1年ぶりの会話を交わしつつ、大峯参拝のご準備を。

白地下足袋履くと、きりっと身が締まるそうです。

 

さぁ!いざいざ出陣なり燈明講

露玉って真珠の水滴みたいやと思いませんか?

   玉露 産毛みたいな葉の上をコロコロ転がります。

少し肉厚の葉。

夏になったら小さいピンクの花を咲かせます。

ツユクサ科トラディスカンティア・シナモンタナ

う〜っ。舌を噛みそうな名前です。

和名は「白雪姫」って?

ひゃー!すっごいおしゃれ☆こっちの方が断然いいわぁー!

「のりちゃん、あんなぁ、霧で漁出られへんかってんなぁ。また獲れたら送るし・・」

 

6月の初め頃、お越し下さった明石海峡の漁師さん。

昨日、大きな発泡スチロール箱が届きました!

わぁー!ありがとうございまーす!

(あっ!きっと海人新ちゃんやわぁ)

お洗濯してるんじゃないんです。notお洗濯 「タコの塩揉み」タコの塩揉み

数年前、漁師さん直々に教わりました。

 

スタッフさん宅全戸に即配達。

美味しいものは美味しい内にが鉄則です。

「明石ダコ」究極のプリップリ!

今夜は奥村旅館スタッフ、どのお家も 茹で上がり「タコ刺し」ね(*^^)v

ありがとうさんです。ご馳になりまーす。

 

 

当館のスタッフさんは畑愛好家さんが多いんです。

字のごとく「畑」が「好き」で「愛して」やまない方々。

ちょっと手が空いたら

「どない?キャベツ巻き具合は?」

「モロッコの先っぽ摘めってしまう方がええのん?」

「じゃが芋、花咲いたぁ?」

「鹿は来ん?アナグマは?」etc・・・。

その中でもひと際光ってらっしゃる方が、Lee兄さん。

 

特大キャベツ このしっかり巻いた特大キャベツ見たら分かるよねぇ〜。

洞川産は甘くてめちゃ柔らかいんですよ!

昨日の朝は13℃でした。

ご宿泊のお客様は、凛とした朝の空気の中、お寺へお参りなさいました。

 

好天気の中、お昼前からぐんぐん気温が上がり、27℃までに!夏やん!

そんな中、夏の花が開花。

カサブランカです。パッとようやく咲き始めました。

この花びらがパッと開く瞬間に立ち会いたいのですが、

なかなかその瞬間に出会えません。

 

きっと、知ってるんやわ。この子。

(今はまだ、側に誰かいるからダメだよ。・・・)

(うん・・・もういいよ、誰もいないから。さぁ、開くよ!)

なーんて花のテレパシーで?

家の梅の実はまだまだ収穫に至らないので、すっかり油断してました。

世間ではちょいと熟れ過ぎくらいな梅の実なのね。

自分ちの梅収穫は後々にしても、とにかく漬けておきましょう(*^^)v

 

「昔は子供ら一緒に梅採ったよなぁ」

「うん。下から見上げて(父さん!もっとこっち)なんてなぁ」

「梅酒のラベルに(今年から二人で漬けます)って書いた日の事、覚えとるわぁ・・」

な〜んて思い出話しながら漬けました。

うーん、キレイ(*^^)v梅酒漬け

ここから三年間の眠りについてもらいますわ。

この子が眠りから覚める頃、東京2020も終わってるんやねぇ・・・。

塩むすびに胡麻ぱらぱら(私の手だと3個で1合です。)

たくわん2切

梅干し

塩昆布

・・・・simple IS  best!

 

『行者弁当』と呼ばれる大峯山参り定番のおにぎり弁当です。

「今年は○○人やぁ、弁当頼むでぇ」

馴染の行者さんから連絡頂くと、この行者弁当をこさえます。

山で食べるこのお弁当は、きっと一番美味しいと思います。行者弁当

常連のお客様はお付き合いの時間からして、自ずと食のお好みも分かってきます。

お酒は召し上がられず、ご飯党のお客様。

けれどもお野菜はちょっと苦手?

それを分かっていながら・・

ちょっと冒険させてもらいました。元気サラダ

朝露がくっ付いてるくらいの元気野菜に玉葱ノンオイルドレッシング。

お給仕させてもらいつつ、そぉ〜っと横眼で見ちゃいます。

(おっ!一番先にお箸伸ばしてくれはったわ!)・・心の中でガッツポーズ(*^^)v

知らず知らずに微笑む私。

タンカン22本、防獣ネット1巻。

しっかり元入れして万全の防御対策したハズでした。

けど・・・。

ネット下、穴掘られたらもぉあかん。。

成すすべないわぁ。。

土から出た青首の箇所を齧る。爪で引っ掻く。許せぬ!

ホウレン草の葉っぱだけ無くなってる。(茎は食べ残す)

被害に遭ってない野菜はご近所の女将さん達に産直配達。

「ええーっ?いいの?もらっても!」

どうぞどうぞ。

あ奴にやられてしまわない内に、喜んでくれる所で食べてもらわにゃ気が済まんわ。

けどーーーーーっ!

腹立つなぁ!!!草ひき、水やり頑張って大事に育んできたのにーーーぃ。

 

時は昨日の夕刻。

「ちょっと来て!鴨か何か歩きょるで」大将の声が。

グワッグワッグワッ・・感が働きデジカメを手に外へ。

(えっ!子供もいるやん?テレビでよく観るカルガモのお引っ越し??)着いておいで

(ちょい待って?洞川でカルガモっておるん?)

頭がついていかないまま、邪魔せぬ様そっと尾行。

道路を渡る前はしばし物陰で待機。ちょいストップ

「さぁ!坊や達これからよ!しっかりついて来て!」って所かな?

 

少し休んだ後、無事に道路横断。かるがも

 

石段を転がる様に下って行くも、川は増水し濁流。

「ええーっ?大丈夫なん?流されるよ」思わず母さん鴨に訴える私。

けど、次々にポチャンポチャンと。

(あ〜ぁ、飛び込んでもーたわぁ・・・)

 

見送って道路まで戻ると、どこからか鳴き声が!

「ええーっ!グレーチングの中からやん!一匹落ちたん?」

もう、真っ青!

「大将!大将!来て!助けたってぇー!」

それからはもう近所総出で大救出劇。

ずぶ濡れになりつつも、ゲレーチングあげバケツや虫捕り網を構えました。

けど、めちゃすばしっこいの。

パニクッた子鴨は側溝内を逃げまくり!

(洞川人なら分かる。平弁から丸文まで行ったり来たり)

 

・・・・・格闘する事、数十分。

やっとのこと救出成功。みんなに笑顔が浮かびます。

はぐれてた子ガモは母さん鴨のいる川へとダイブして行きました。

めでたしめでたし(*^^)v


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